金曜日

テレビ組合と町内会 2011年地デジの準備は大丈夫ですか?

我が町の町内会に降ってわいた問題。

それは地デジ以降による
テレビアンテナ組合の解散とそれにともなう修繕管理費の返金問題。


この問題は十数年前、近隣にテレビ電波の障害となる
大きな建物が建ち、その建物に集中アンテナをたてたことが発端にあります。

電波障害を受けるいくつかの町内会があつまって、
テレビ組合を組織し、修繕などにかかる費用の積み立てをしていましが、

2011年より地上波デジタル放送の移行にともない、
テレビアンテナの撤去を建物の管理が者側から告げられテレビ組合側と
管理者側が協議し撤去費用は管理者が負担してくることとなりました。

ここまでは何の問題もなく、組合側としては一番いい形で解散となるはずでした。

さて、残った組合費をどう分けるか、当然、組合員が折半すれば話は簡単。
 
と思いきや、引っ越された方、あるいは引っ越してきた方、

あるいは、ケーブルテレビに加入し組合から退会した方、

ケーブルテレビの初工事費用を組合費から出してもらった人、
出してもらってない人・・・・。

十数年という年月、会計の引き継ぎなかで記載漏れなども当然のように
ありました。

修繕もいままでなく撤去費用もかからなかったことで


残ったお金は数百万円!



やはり、単純に残ったお金を人数で割るのはおかしいという人も現れます。

なにやら怪しげな法律を持ち出す人もいれば、

お金はいらない関わりたくないという人もいます。

人それぞれですが、皆さんが納得してこの問題を解決しないと
町内に住んでいる者同士、禍根を残してはあとあとまで大変です。

結局、まだ完全に解決したわけではありませんが、
現状としては、

複数の町内会を含んでいるため、町内会だけの問題はないが、

最後は各町内会がこの問題を協議し各町内会で解決することになりました。


今回の問題によって、町内会の重要性が改めて認識させられました。

やはり、地域に住む人同士がどういった形でも関わりあうことが
なにか問題が起こったとき解決の糸口となります。

それは町内会や自治会といわれる組織でなくてもいいですが、
話し合いの場がちゃんとあることが大切です。

せっかく地域に町内会・自治会があるのでしたら、
どんなことでもいいから、関わりをもってみることをお勧めします。


今回の問題で経験し学習したこと
      ↓

・ お金が絡むと今まで町内会にかかわりの薄い人も
  しっかり出てくる。

・ そういう人に限って、『自分は論理的に言っている、自分は正しい』と言う態度と
  発言によってさらに話をややこしくさせる。 
  無視はしないで話したいだけ話させる。 ここはみなさん我慢です。

・ 怪しげな法律を言ってくる人がいるが、素人が鵜呑みにしてはダメ。
  本当に正しいかどうか、本人にしっかり確認してみる。大概、知ったかぶり。

・ とにかく感情的になろうが話し合う。
  参加者それぞれの考えがわかることが、みんなに安心感をあたえ、
  最後はそれとなく解決に向かうはず。

・ 早期解決を目指してはダメ。
  企業でもなければ生活スタイルもバラバラな人たち
  の集まり、じっくり焦らず、みなさん笑顔で。


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