水曜日

光のことば二月 『古今和歌六帖』より

君にのみ逢はまく星の夕されば空に満ちぬる我心かな

作者不明

空にきらめく星の光に寄せて恋しい人を想う習いは、
いずこも同じ。
「逢はまくほし=逢いたい」を「星」にかけて、
あなただけに会いたい、という。
星が輝きだす夕べの空に、あなたへの想いが満ちていく・・・。
(『星めぐり歳時記』海部宣男著より 本書の詳細はこちら→★


千年の時を越えてもなお、作者不明の恋心は永遠に恋のせつなさ、
輝きをとどめています。

読んだ瞬間から淡い恋ごころを思い出しますが、
いま恋をしている人は、この句を想いの人に
捧げてみてはいかがでしょうか。

成功をお祈りします。

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