火曜日

教育新聞に紹介されました。『学校を変えよう!』加地健著

『学校を変えよう!親の心配Q&A50』が、教育新聞(9月10日掲載)に紹介されました。



 
 
 

 
元愛知県犬山市立犬山北小学校の加地健さんはこのほど、書籍「学校を変えよう!親の心配Q&A50」を発刊した。小学生の保護者の質問に答える形式で、学校をより良く変えるためのポイントを説明している。教育評論家の尾木直樹・法政大学教授や武田邦彦・中部大学教授との対談も掲載し、教育委員会制度や震災後の放射線教育の課題なども指摘してる。
 
「小学3年生の娘から友人がいじめられていると言われたが、担任に報告すべきか」という問いに対しては、まずは友達を助けたいという思いを褒めるとともに学校が普段、この問題にどのように向き合っているのか判断することが必要という。判断材料の一つは「学校が普段、学校でのいじめの実態を保護者に伝えているか」であるとし、防止に努めている学校であれば、現状を何らかの方法で発信しているはずとしている。
また、学校や校長によっては「表面化させずに沈静化できればいい」と考え、教育委員会への報告を避けたがる場合もあるという。情報を担任などに伝えて適切な対応がなされないようであれば、校長に面談を求め、それでも解決できないような場合は教育委員会の指導主事などに申し入れをすると回答している。
 
この他、保護者が席替えをお願いすることはできるか、子どもの宿題を手伝ってもよいか、新任ではなくベテランに教えてもらいたい、担任に「モンスターペアレンチ」扱いされて困っている―などの質問を立て、解決策を論じている。また、コミュニティー・スクールちは何か、「ゆとり教育」は失敗だったのか、教育委員会とは何か、首長が教育策を決めてもよいのか―といった制度などに関わる問題にも、独自の説明を展開している。(以上記事より)
 
 
 
詳しくはこちら→★
 
 

 

 

月曜日

ソフトカーと銀座まちあるき無事終了しました

 
いざ銀座の街を出発
 
 

 
帰ろいTシャツの方は、
銀座みつばちの会のみなさまです。
今回多大なご協力をいただきました。
 
 

 
銀座の歩行者天国を横断しました。
横断時はもちろん手押しです!
 

 
時速2キロに設定されているので、
車いすの方とも安全に走行できます。
 

 
赤・黄色・赤と3台並んだソフトカー
街ゆく人おおぜいの方が足を止めて写真を撮ったり、
かわいいと言ってくれました。
 
 
銀座の街をゆっくり走りながら感じたこと。
スピードをしっかり制御すれば、人とクルマは
楽しく共存できるのだという当たり前のこと。
 
のり手の心だけでは、やはり事故が起きることもあります。
はじめから歩行者を意識したクルマ作りがこれから
進んでいくことを強く望みました。
 
 
パレードのあとは、会場で
 
 
歌手の刀根真理子さんいよる
『ウィンの朗読会』をおこないました。
 
やさしく心に響く朗読に、
みなさん吸い込まれるようにウィンの世界に
引き込まれていきました。
 
 
 
 
絵本にサインする著者の小栗先生
 

 
パチリ、記念撮影も
 
 
銀座で終わることなく、全国各地でこういった取り組みを
していきたいと小栗先生。
 
 
 
「クルマに気をけなさいよ!」
 
この言葉を
 
子どもたちにむかって
 
いわなくて
 
いい日を
 
めざして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

木曜日

朝日新聞東京都心面で『ウィンの希望のものがたり』が紹介されました。

 
 
 
 
朝日新聞【東京都心面】2012年9月6日木曜日掲載
 
 
9月8日におこなわれる、
 
<ソフトカーとあるく・銀座・ウィンのつどい>
 
も告知していただきました。
イベントの詳細はこちら→★
 
お気軽にご参加ください!
 
 
以下記事転載
 
 

失った人は風となって

 
交通事故遺族の大学教授・小栗さんが絵本出版
 
交通事故などの、不慮の事出来事で大切な人を失った人たちの心に寄り添う絵本を、車と都市について研究する千葉商科大学教授の小栗幸夫さん(65)が出版した。
車優先の社会を変えようと、交通事故の遺族の人たちとの交流が執筆のきっかけになった。
 
 
絵本の題名は「ウィンの希望のものがたり」。
 
「とつぜん世界が消えた」子どもが、風になって父母のもとを訪れて寄り添い、「ありがとう、パパ、ママ、わたしはいつもあなたのこどもです」と語りかける。
 
小栗さんの専門は都市計画。歩道のない道を車が走り抜ける日本の街は「自動車交通が、人間の生活にしわ寄せをすることで成り立っている」と感じ、市街地などでは最高速度を制限できる「ソフトカー」の研究をしてきた。
 
小栗さん自身も、1997年に姉の妙子さん(当時59)を交通事故で亡くした。パート先に自転車で出かける途中、自動車にはねられたという。「車社会では、ちょっとした油断が、弱い人に被害をあたえてしまう」と話す。
 
絵本を書き始めたのは、2007年ごろ。交通事故の遺族らと交流するなかで、「亡くなった家族が風になって戻ってくる」というイメージを持っていることにヒントを得た。絵本にしたのは、「短い言葉と簡単な絵の方が、多くの人の心の中に、すっと入っていける」と考えたからだ。
 
数年かけて作品を練ってきたが、昨年の東日本大震災の惨状に、一時は出版をためらった。そんな時、宮城県石巻市で幼稚園の送迎バスが津波にのまれて長女愛梨ちゃん(6)を失った佐藤美香さん(37)と知り合い、昨年8月ごろに出版前の原稿を読んでもらった。
 
佐藤さんは「涙が止まらなかったが、風になって戻ってくると思うと、救われた気持ちになった。そういうひとがきっといる」と後押し、今年6月の出版につながった。
 
出版にあわせ、8日夕には、小栗さんが開発したソフトカー3台が、銀座を周回する企画もおこなわれる。最高速度を時速2~50キロに制限できる1人乗りの電気自動車で、時速2キロで1時間ほどで走る予定。
「街の中で、どれくらいの速度の車がふさわしいのか、考える機会になれば」と話す。当日は絵本の朗読などの集いも開かれる。 (三島豊弘)
 
転載終了。